第77回関東合唱コンクール金賞受賞し15年ぶりに全国大会出場が決定しました

9 月 17 日(土)、新潟県のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにて第 77 回関東合唱コンクール高等学校の部が開催され、15 年ぶりに関東支部代表となる金賞を受賞しました。10 月 29 日(土)に青森県のリンクステーションホール青森で開催されます第 75 回全日本合唱コンクール全国大会に出場します。

 

 関東合唱コンクール高等学校の部は茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県の9県の学校(合計 116 校)から選抜された 33 団体がコンクールの課題曲と自由曲を演奏しました。

 全国大会に出場できるのは金賞を受賞したAグループ(32人以下)2校 、Bグループ(33人以上人数制限なし)4校のみで、各学校ともにレベルの高い演奏でした。

 開場する前から受付には長蛇の列、開演してからも客席はほぼ満員で本コンクールの注目度が高いことを改めて認識しました。

 

 本校コーラス部がエントリーした高等学校部門 B グループは 33 名以上であることが出演条件です。今回はホールの広さに合わせて上限は90名、本校の人数は 全国大会出場校の中で最も少ない人数でしたが、個々の歌唱力の高さで補いました。

 

本校は混声版で4個ある課題曲の中から「Gaude virgo, mater Christi(作曲:Josquin des Prez)」を演奏しました。

 ルネサンス期に作られた曲で、一般的に Josquin des Prez の作品は歌詞に趣が置かれた芸術性の高い作風であると言われています。練習ではパート間によるテンポのずれや主旋律をつなげることに苦労しましたが、本番で練習通りの演奏ができました。

自由曲はアメリカの作曲家 Jacob Narverud さんに本校コーラス部のために作曲していただいた 委嘱作品「Adoramus Te―prelude to Có nditor Alme Síderum―」「Cónditor Alme Síderum」を 演奏しました。Jacob Narverud さんの曲は宗教の詩と現代曲の華やかさを融合し、歌詞にあった音が 見事に表現されるのが特徴です。女声の美しく高い響きのある声と男声の安定した声の織りな すハーモニーがホール中に響き渡りました。

 

 大会結果を受けて、出場した部員たちは「NHK コンクールに続き、全国出場を決めることができてとても嬉しいです。」「今は応援してくださった方々への感謝の気持ちで一杯です。」などのコメントが寄せられました。

 これからも応援してくださっている方への感謝の気持ちを忘れず、さらに技術力を向上させ、全国大会のステージで最高の演奏ができるよう日々努力してまいります。今後とも御支援とご声援の程、よろしくお願いします。