第3回東京国際合唱コンクールユースの部で金賞(第1位)を初受賞しました

今の3年生が1年生の時にがむしゃらに取り組み出場した東京国際合唱コンクール、海外からの合唱団も多く参加し、宝塚国際コンクールと併せて、非常にレベルの高い国際コンクールです。第一生命ホールという素晴らしくよい響きの会場で、国内で開催される国際コンクールに出場できたことは本当によい経験でした。

埼玉栄高等学校コーラス部はカテゴリーCのユース部門(28歳以下)に出場し、15分間演奏させていただきました。曲目は「Iuppiter」「Ave Maria」「El grillo」「昨日よりも優しくなりたい」です。演奏が終わって学校に戻り、来週のNHK関東甲信越ブロックコンクール出場メンバーのオーディションを行い、さて帰宅、と思っていたところに電話が!!なんとカテゴリーCで金賞第1位で優勝、グランプリコンクールに出場決定とのこと。
思いがけない結果に、急いで夕方第一生命ホールに再度向かいました。グランプリコンクールは10分間「Agnus Dei」と「昨日よりも優しくなりたい」を演奏させていただきました。記念のTシャツも頂き、トロフィー、賞状とさらに記念グッズが送られてくるとのことで、部員一同驚きと感謝の気持ちで一杯でした。

運営されているスタッフの方すべてが常に笑顔と拍手で迎えてくださり、丁寧にご対応いただき、心のこもった接し方をしてくださり、心から感激いたしました。「大勢で出てくれてありがとう!!」とみなさんからお言葉を頂きました。また、客席の松下耕先生が万歳拍手をしてくださる姿を見て涙が出そうになりました。偏見も順位もない、絶対評価による国際審査を受けることができ、審査5項目の平均点がユース部で最高得点。本当にびっくりでした。そして、なんと!!現地まで応援に来てくださってる多くの保護者の方の姿が・・・ご両親そろっての応援にうれし涙が・・・!!帰りのバスまで見送っていただき、コロナ禍においてもこのように真摯に音楽に向かい合唱の魂を受け取ることができた幸せな1日でした。

前回1年生だったメンバーも今回3年生となり、高校生活最後の国際コンクールへの出場でした。もちろん1.2年生は初出場です。全日本合唱コンクール関東支部大会直後から集中して課題曲に取り組みましたが、多くの課題が残り、ステージマナーについても練習不足や意識の低さが露見した状態ではありました。しかし、埼玉栄高等学校コーラス部の演奏を高く評価していただいたことは今後の取り組みへの励みになりました。

本当にありがとうございました。


『グランプリコンクールに推薦いただき、部員一同大変嬉しく思います!

第一生命ホールという素晴らしいホールでもう一度歌える喜びを胸に思いっきり楽しんで演奏いたします‼︎

このようなご時世の中ですが、開催に向けて動いてくださった実行委員の皆様をはじめ、東京国際コンクールに携われた全ての方々に心から感謝申し上げます』コーラス部38代部長:中山虎太郎